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これからの住まいは、地球に家計にそして人に優しい省エネ住宅

省エネ住宅の3つのポイント

  1. 元から絶つ必要となるエネルギー量を少なくする
  2. 効率よく使う設備機器の効率化
  3. 上手に住まう住まい方でエネルギー消費を減らす

以下、1番より順次説明したいと思います。
1、 元から絶つ新築住宅で最も重要視している根幹になります。
床下断熱・壁断熱・天井裏断熱あるいは、屋根断熱になります。

2、 効率よく使う 現在の省エネ機器(エコキュート・LED照明器具・最新家電等)最近の省エネ機器は、ひと昔に比べて安価で高性能で電気代が大幅に削減できます。

3、 上手に使う 住まい方工夫になります。
⑴ 日射量の遮蔽 カーテン・ブラインド すだれやよしず等で日射を遮る工夫をする。
⑵ 緑の活用 朝顔やヘチマ等を育てる。又は、落葉樹を植えて、夏は、日差しを遮って、冬は葉が落ちて日当たりを良くする。
⑶ 夜間の冷気の活用 夜間は涼しい冷気を室内に取込み、通気換気を行う。(都会では、厳しいかも)

よって、3は、住まわれる方に起因しますが、1元から絶つは、建物の住宅性能・もっと言えば、家の価値に寄ります。2効率よく使うも新築住宅では、最新の省エネ機器を導入されていることが多いいので、人にやさしい省エネ住宅に注目されます。

人にやさしい省エネ住宅とは、どの様な効果が、あるのでしょうか?

A 省エネルギー効果 冷暖房に必要なエネルギーの大幅な削減
B 体感温度の上昇 特に冬季に床面・内壁の表面温度が下がらず体感温度が高くなり快適
C 室内上下温度差の低減 室内の上下温度差を小さく抑えることが可能(例えば、腰下8°C 首から上は、19℃が適切に断熱された住宅は、腰17℃ 首から上は、19℃とか)
D 部屋間温度差の低減 暖房していない部屋の温度差も小さくなる(暖房していない部屋の温度も高くなる傾向がある)
E 室内温度のバリアフリー化 1階2階の温度差が少なるため部屋を細かく仕切らなくても良い。開放的な間取りも可能
F 暖まるまでの時間の短縮 断熱していない住宅と適切に断熱した住宅では、室温20℃になるまでに4倍の所要時間がかかる。(外気温5℃の場合)
G コールドドラフトと冷放射の回避 Low-E複層ガラス仕様の窓で、窓付近の冷気の流れを大幅に改善
H 結露防止 北側の非暖房室内では、結露が発生しやすい。又、断熱の施工不良により、内部結露にも、要注意

従来の木造軸組工法の問題点は、下記のような無造作な断熱施工に起因することがほとんどです。
(同じ断熱設計でも、適切な施工と無造作の断熱施工では、効果が半減します。)

  1. 断熱材を押し込んだだけの施工
  2. 断熱欠損や取り合い部分の隙間
  3. 断熱層、防湿層、気密層の切断

とかく、目に留まりやすい意匠的な外観や無垢材を多用した仕上材又、開放感ある吹き抜けに目を奪われがちですが、
㈱スマート建築は、 見えない隠ぺい部分の断熱工事にも、真剣に取り組んでいます。

断熱設計に欠かせない3つの基本性能とは?

  1. 適切な断面構成
  2. 断 断熱層・防露層・気密性の連続性
  3. 気流止めの設置
  1. 適切な断面構成とは、外壁内部の断熱材の内側に室内側からの水蒸気を遮断する防湿層を設けて外壁側では、水蒸気を透し安い透湿防水シートを張り、壁内の内部結露を防止する。
  2. 断面構成・防露層・気密層の連続性とは、外部に面する部分を隙間なく断熱材ですっぽりと包み込むことです。
  3. 気流止めの設置とは、外壁及び間仕切壁の上下端に気流止めを設置することで、床下からの小屋裏に抜ける冷気を阻止することができる。

最後に省エネ住宅に住まわれる方にメッセージ

省エネ住宅は、高断熱の上に高気密にできています。以下の点について十分な理解が必要です。

  1. 開放型ストーブ(石油ストーブ・ガスストーブ)は、使用不可
  2. 24時間換気システムは、止めないでください。
  3. 冬場でも、暖かいので、生鮮食品の保存は、冷蔵庫内で!