両子山のすそ野に曹洞宗東光寺があります。豊後水道を一望できる静観な聖地に、この度、納骨堂が完成致しました。

醫王山東光寺納骨堂
工事内容
躯体工事
基礎工事
- 地盤改良工事
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地盤改良杭施工中
- 現状地盤より、7m掘削して支持地盤に到達、支持地盤から表層地盤まで固化剤を注入しながら柱状改良杭を作り上げて行きます。
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地盤改良杭 施工完了
- 白線が基礎コンクリートの大きさになります。赤スプレー内が今回、施工した地盤改良杭の杭頭が見えています。周囲の土質と色合いが違うので、わかると思いますが、分かり易く、スプレーで際立出せています。凄く良い位置に改良杭が、施工されています。
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斜面側、自然石石積施工中
- 自然石の石積にかなりの施工期間と施工費がかかりました。
躯体工事
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土間スラブ配筋施工完了
- 土間下スタイロホーム断熱材を敷き込むことで、足元からの冷気を遮断します。又、スタイロホーム断熱材のしたに、土間用防湿フイルムを敷き込んでいるため湿気もシャットアウトしています。土間スラブ配筋も綺麗に組上りました。
- 土間スラブコンクリート工事
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土間スラブコンクリート及び立上り基礎打設完了
- 土間スラブと立上り基礎同時にコンクリート打設施工して外周部からの雨水等の侵入を防ぎます。外部足場を利用して、鉄骨の軒先細部まで、完璧な仕上がりです。
大工工事
- 屋根木下地組工事
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小屋組み
- 小屋組み材は、桧を使用、屋根勾配6寸ですが、反りがある為、上部は、かなりキツイ勾配になります。屋根勾配の黄金比は、棟木から軒先まで、チェーンを垂らして反り具合を決定します。

化粧隅木に茅負・木負・裏甲取付状況

軒天 地垂木・ヒエン垂木取付状況
外装工事
屋根工事
本葺瓦 いぶし銀

宝珠 熨斗瓦

納骨堂_ 内装完成
納骨堂内部は下空間を演出する為に、柱を設けづ、天井高さ8m、梁間11mで主要構造材は鉄骨の鋼構造屋根下地及び外部表し化粧隅木及び、2重化粧垂木は地松材で仕上げた