東光寺納骨堂新築工事

両子山のすそ野に曹洞宗東光寺があります。豊後水道を一望できる静観な聖地に、この度、納骨堂が完成致しました。

基礎工事

L型擁壁工事

既製L型コンクリート擁壁施工中

建設予定地が傾斜地 落差1.8mある為、擁壁工事を施工
敷地内整地・地ならし施工状況写真

 

地盤改良工事
東光寺_地盤改良工事

地盤改良杭施工中

現状地盤より、7m掘削して支持地盤に到達、支持地盤から表層地盤まで固化剤を注入しながら柱状改良杭を作り上げて行きます。

地盤改良杭 施工完了

白線が基礎コンクリートの大きさになります。赤スプレー内が今回、施工した地盤改良杭の杭頭が見えています。周囲の土質と色合いが違うので、わかると思いますが、分かり易く、スプレーで際立出せています。凄く良い位置に改良杭が、施工されています。

 

アンカーボルトセット
東光寺_アンカーボルトセット

基礎配筋完了

骨造の建物は、基礎コンクリートの中に埋め込まれるアンカーボルトの精度で建物の品質がほぼ決まります。

 

基礎コンクリート
東光寺_基礎コンクリート

生コンクリート ポンプ圧送施工完了

基礎コンクリートは、生コンポンプ圧送機械にて、一気に打設します。生コンクリートの打ち継ぎは、ないに、越したことはありません。

 

<基礎コンクリート出来形管理
東光寺納骨堂_基礎コンクリート出来検測

基礎コンクリート出来形検測

土に埋もれて見えなくなる隠蔽部分は、写真及びデーター管理します。

 

埋戻し・整地
東光寺納骨堂_埋戻し・整地

砂利事業

外周部埋戻し 建屋内 砂利敷きにて、次の工程 鉄骨工事へと進行していきます。

 

石積工事
東光寺納骨堂_石積工事

斜面側、自然石石積施工中

自然石の石積にかなりの施工期間と施工費がかかりました。

躯体工事

鉄骨工事
東光寺納骨堂_鉄骨工事

鉄骨建方施工中

アンカーセットの精度が良かったのか?鉄骨工場加工が凄いのか?建方の施工者(鉄骨鳶職)が上手なのか?多分全て良かったと思います。ビシッと垂直に綺麗に組上りました。

 

土間下断熱工事
東光寺納骨堂_土間下断熱工事

土間スラブ配筋施工完了

土間下スタイロホーム断熱材を敷き込むことで、足元からの冷気を遮断します。又、スタイロホーム断熱材のしたに、土間用防湿フイルムを敷き込んでいるため湿気もシャットアウトしています。土間スラブ配筋も綺麗に組上りました。

 

土間スラブコンクリート工事
東光寺納骨堂_土間スラブコンクリート工事

土間スラブコンクリート及び立上り基礎打設完了

土間スラブと立上り基礎同時にコンクリート打設施工して外周部からの雨水等の侵入を防ぎます。外部足場を利用して、鉄骨の軒先細部まで、完璧な仕上がりです。

大工工事

化粧構造材の加工
東光寺納骨堂_化粧構造材の加工

化粧隅木墨付け

伝統工法による匠の技の見せどころです。大工さん、気合いが行っています。材料は、地松の芯に近い幹を使用しています。

 

屋根木下地組工事
東光寺納骨堂_屋根木下地組工事

小屋組み

小屋組み材は、桧を使用、屋根勾配6寸ですが、反りがある為、上部は、かなりキツイ勾配になります。屋根勾配の黄金比は、棟木から軒先まで、チェーンを垂らして反り具合を決定します。

 

化粧隅木
東光寺納骨堂_化粧隅木(1)

化粧隅木に茅負・木負・裏甲取付状況

東光寺納骨堂_化粧隅木(2)

軒天 地垂木・ヒエン垂木取付状況

外装工事

屋根工事
東光寺納骨堂_屋根工事(1)

本葺瓦 いぶし銀

東光寺納骨堂_宝珠 熨斗瓦

宝珠 熨斗瓦

 

左官工事
東光寺納骨堂_左官工事

外壁漆喰仕上

外壁構造用合板下地ラスモルタル(波形ラス)立骨張りの上モルタル塗り亀裂防止樹脂網の上漆喰2回塗り仕上

納骨堂_ 内装完成

納骨堂内部は下空間を演出する為に、柱を設けづ、天井高さ8m、梁間11mで主要構造材は鉄骨の鋼構造屋根下地及び外部表し化粧隅木及び、2重化粧垂木は地松材で仕上げた