トイレのつまりは長年放置された尿石が原因かも
日常的に使うトイレの流れが悪かったり、何度も詰まってしまう事がある場合、それは尿石が原因かもしれません。
特に建物が古いと排水管のメンテナンスが長年出来ていないケースが多々あります。
配管を取り換える又は洗浄せず使い続けると尿石が溜まり、一度溜まるとその尿石にひっかかりどんどん詰まっていき簡単には取れなくなります。
高圧洗浄機で尿石を根こそぎ除去
旧小学校のトイレで何度も詰まるということで、業者さんに排管をカメラで覗いて見たところ尿石がかなり詰まっていました。
古い校舎ということもあり、排管自体も古く尿石も他と比べ物にならないくらい詰まっておりました。
排水量の減少に応じた配管工事!
今回よく詰まってい箇所が男子トイレと女子トイレの合流地点、直角部分で起きていることが調査の結果わかりました。
原因としては、トイレを全て節水がタイプに変えたことで排水量が激減したこと。
学校として機能していた時と比べてトイレの使用回数が減少したこと。
それと、掃除用流し台を撤去したことで1回で大量に流れることが無くなったのも原因として考えられます。
そこで、配管の直角を無くし斜めに配管をし直しました。
合流地点での抵抗を無くすことで排水の流れがスムーズになり、改善しました。
今回は旧校舎ということもあり、一般家庭ではあまり無いかと思われますが、
節水タイプに取り換える際の注意点関して良い経験になりました。
トイレを新しく変えたら詰まるようになった
トイレを節水タイプに変える際も注意が必要です。
古家を改修した際にタンク式のトイレから節水型トイレに変えると詰まりやすくなっということもあります。
これは、一度に流す水の量が減ったため、排水管が古いままで節水型トイレに対応していない場合に起ることがあります。
その為、対策としてはもう一度タンク式のトイレに戻すか排管の構造を見直す必要があります。